うつでの休職生活3
私は早速主治医の元を訪れました。
引き継ぎをしていないまま、休職に入ったので問い合わせが多く休めない旨を伝えました。
主治医は渋々ではありますが、体調を見ながら引き継ぎのための出社を認めるという診断書を出してくれました。
翌日、早速上司にその診断書を渡し産業医面談をお願いしました。
次の日、上司から連絡がきました。
本社の人事から完全復帰の診断書でないと受け付けられないので、産業医面談もできないと言われたとのことでした。
私は正直、会社に苛立ちを感じました。
診断書だってタダではありませんし、休職した時最初から伝えることは可能だったはずです。
無駄足を踏まされるし、復帰はできないし、
問い合わせはしょっちゅうきて休めないしで
さらにストレスフル状態が続きました。
上司も流石にまずいと思ったのか、引継ぎ書を作って送ってくれと言ってきました。
私は手元に資料がないので、思い出す限りでですが作成して送りました。
その後の問い合わせは殆どなくなり、少し落ち着きを取り戻していました。
実は60日は傷病休暇があったので給料の保証はされていました。
私もだんだん、しっかり休んで復帰しようという気持ちになってきていました。
そして、上司からまた連絡がありました。
最初の診断書には2週間程度の休暇となっているので、それ以上休んでいる今、それに見合った診断書を提出するようにとのことでした。
全てが後手後手の連絡でだんだんと会社に対して不信感を感じるようになりました。
毎週通院していましたが、すぐに提出しろとのことでしたので、連絡がきた翌日にまた主治医の元に行き、3ヶ月休暇の診断書をだしてもらい、その足で上司に渡しに行きました。この段階で休職して1ヶ月半経っていました。
この不信感を持ったことで、気づいたことがありました。
私は、会社に申し訳ない、戻らなければという焦りに取り憑かれていたなぁということです。
私が居なくても会社は大丈夫だし、むしろそうじゃないとおかしいのだと友達に言われたことを思い出しました。
それ以降、私は昼間よく眠ったり、たまに散歩や友達と会ったりするようになりました。
唇の震えや、追い立てられるような恐怖感といった症状も落ち着いてきました。
ただ、相変わらず夜の睡眠の方は導入剤を飲まないと眠れなかったです。
私の休職生活はこんな感じで過ぎて行きました。
今度は復帰してからの生活を書いていこうと思います。